こんにちは、夫まるおです。
前回はANAからデルタ航空へのステータスマッチについて紹介しました。今回は少し荒技ですが、ANAと同じスターアライアンスに加盟するユナイテッド航空へステータスマッチを申し込んでみたので、その結果をお知らせしたいと思います。
ユナイテッド航空のステータスマッチ2017 概要
米ユナイテッド航空では2017年1月1日から2017年12月31日までの一年間、他の航空会社からのステータスマッチを受け付けています。
ユナイテッド航空のステータスマッチ申請サイトはコチラ。
このサイトを要約すると、2017年1月1日から一年間の間に、ステータスマッチの申請条件に合致すると90日間ユナイテッド航空の上級会員(Premier Silver またはGold) としてのステータスが付与されるとあります。これは前回紹介したデルタ航空と同じですね。獲得ステータスを90日以上保持するには、一定以上の搭乗回数または一定マイル以上のフライトが必要となります。
さて、ここで注目したいのがこのページに記載されている申請条件のステータス元航空会社です。なんと、米国で別アライアンスに加盟しているアメリカン航空 (ワンワールド) とデルタ航空 (スカイチーム) の2社しかありません。逆にこの2社についてはご丁寧にそれぞれどのステータスを持っていたら、ユナイテッドの航空のこのステータスとマッチするよ!とはっきり明記されています。これはもはや、アメリカン航空かデルタ航空の上級会員であれば確実にステータスを得られるといっているようなものですね。
では、2017年はこの2社からしかステータスマッチを受け付けていないのでしょうか?
安心してください。ちゃんと申請情報を入力するフォームには他の航空会社の選択肢が出てきます!上記URLのページ中央にある "MileagePlus Premier Status Match Challenge form"と書かれたリンクからユナイテッド航空のマイレージプラス会員としてログインするとそのフォームに移動します。(当たり前ですが、ステータスマッチを申し込むには事前にマイレージプラスの会員になっておく必要があります。) 後はご自身が持っている他社のステータス情報と必要事項を記入して申請すれば完了です!!
ステータスマッチへの挑戦 Ⅰ
さて、まるおは今年ANAのプラチナ会員です。これはアメリカン航空のPlatinumやデルタ航空のGoldに匹敵します。つまり、もしユナイテッド航空のステータスマッチにANAをステータス元として申請出来れば、Premier Goldを取得できる可能性が高くなります。
しかし、ここでふと疑問が。申請フォームの航空会社選択肢を見るとAll Nippon AirwaysやANAの文字が見当たりません。それ以前に、プルダウンにはスターアライアンスの航空会社が一切見当たらないのです。
そう、実はステータス元と認められる航空会社は他のアライアンスに加盟する航空会社であることがほとんどです。それは通常、ある航空会社で上級会員になると、その航空会社が加盟するアライアンス共通の上級資格 (スターアライアンスならスターアライアンスシルバーやゴールド) も同時に得られ、そのアライアンス内でいくつかの共通特典を利用することができるようになるためだと考えられます。
ただ、まるおにはユナイテッド航空の上級資格であるPremier Goldを取得したい理由がありました。それはエコノミープラスの無料指定特典です。ユナイテッド航空が運航するほとんどの機材にはエコノミープラス席 (通常のエコノミー席より足元が広い座席) があり、通常は$30 - $60程度の追加料金を払って指定することができます。 しかし、Premier Gold会員は航空券の予約時に空席がある場合、この座席を無料で指定することができるようになります。この特典はアメリカ国内線を利用することが多いまるおにとって非常に有難いものです。
そこで、駄目元ですがANAのステータスのまま、まずはユナイテッド航空のステータスマッチに申請してみることにしました。
申請フォームの航空会社を選択するプルダウンには、"Other" という便利な選択肢があり、ANAのステータスで申請自体は行うことができました。
さて、結果はどうなったと思いますか?
続きの<Part2>はコチラ。